ロボットといえば掃除! お掃除お掃除! マ○チもド○シーもロー○もしょっちゅうお掃除してるではないか!? お掃除もできないロボットは,ロボットとは呼べ〜ん(←「ドラえもんは?,アトムは?」)。
イギリスのベストセラー電気掃除機を開発したダイソン社は,来年米国で,電気掃除機ロボット「DC06」を発売する。DC06は50以上のセンサーで家具などを避け,掃除中はランプを緑,危険を察知したときは赤にするなどして自分の状況を伝える。価格は3,500ドル。
ソニーのペットロボット「AIBO」は来年4月から月産1万台規模で量産されるというニュースがあった。2回申し込みを受け付けて,30万件近くになったというのだから,その人気はただ者ではない(開発者へのインタビュー記事(産経新聞))。だが,このAIBO君,決して高性能ではない。なにをしてくれるわけでもない。ペット的な心の癒しは与えてくれても,掃除も洗濯も,料理を作ってくれることもな〜んもない。うがった見方をすれば,このヒットの要因は,役に立つロボットなんてまだ作れるわけがないということを認識していたソニーの思慮深さ,かもしれない。
下手に今の段階であれができます,これができます,と言って売り出しても,実際にはその通りに動かなくて苦情が来るのは目に見えている。なら笑って許される程度のエンターテイメントロボットの方がいい。この思索,賢いといえば賢い。でもでも,ロボットはお掃除をしてこそロボット(^^ゞ。掃除のできないものをロボットとは呼ばない(←?)。DC06や,エレクトロラックス社の試作掃除ロボット,自律的電気掃除機プロジェクトの作品などを見ながら,そんなロボットの登場する日を夢見てみるのですよ。
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